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千葉の地域紹介

豊かでふれあいのある文化のまち 東庄町

自治研ちば vol.39(2022年10月)より転載

<シリーズ千葉の地域紹介>

…東庄町総務課

◎とうのしょうと読みます

利根川河川敷でヨシ焼き(火入れ) の写真

東庄町は、千葉県北東部、東京から約80キロメートル圏、成田から約30キロメートル圏の位置にあり、東は銚子市、南は旭市、西は香取市と接し、北は利根川を隔てて茨城県神栖市と接しています。気候は温暖で、冬の間は東京より2~3度暖かく、夏は逆に涼しい街です。電車で千葉駅(JR成田線)から約1時間30分、高速バスで東京駅から約2時間で東庄町にアクセスできます。

かつて平安時代、地方豪族による荘園統治が盛んだった時代、この地は東荘(とうのしょう)と呼ばれていました。鎌倉時代初期、千葉常胤の六男胤頼が東荘三十三郷を治め、「東」氏を名乗り栄えました。昭和の合併の際に、東荘三十三郷の一部が合併したことからこの地は「東庄」とされました。「とうのしょう」と読みます。

◎東庄町の楽しみ所

東庄町の楽しみ所をご紹介します。ぜひ一年を通して遊びに来てください。

【花】

●つつじ

ゴールデンウィークから5月中旬にかけて町の木「オオムラサキ」をはじめとした2,500本余りが雲井岬公園で咲き誇ります。旬の時期には、つつじまつりも開催していて、町民だけでなく近隣からも花見客が多く訪れます。

●芝桜

東庄ふれあいセンターでは、有志が芝桜を管理しています。毎年4月、およそ1か月にわたり楽しむことができます。築山に作られた芝桜のハートや、芝桜のじゅうたんなど来訪者を楽しませます。

【釣り】

●ふな釣り

利根川と隣接する笹川地区の黒部川では、ふな釣りが盛んです。6月上旬には、観光ふな釣り大会が開催されます。小学生から年配の方までが腕を競い合います。

【野鳥】

●八丁堰(夏目の堰)の白鳥

八丁堰(夏目の堰)の白鳥の写真

八丁堰では、毎年約1,000羽の白鳥が飛来します。昼間は近くの田んぼにエサを探しに出かけ、夕方戻ってきてねぐらにします。1月2月が特に、多くの白鳥を観察することができます。

●コジュリン

利根川下流域の広大なヨシ原湿原には、町の鳥「コジュリン」(絶滅危惧Ⅱ類)や「オオセッカ」(絶滅危惧ⅠB類)が生息しています。利根川コジュリン公園には、野鳥観察舎があるので小さなかわいいコジュリンたちをぜひ探してみてはいかがでしょうか。また、令和4年3月には、コジュリンのすみ場改善のため、利根川河川敷でヨシ焼き(火入れ)を行いました。今年度も実施予定で、今後、春の風物詩となることが期待されています。

◎おすすめグルメ

東庄町のおすすめグルメは、町内特産のSPF豚を使用した豚肉料理や特産いちご、こかぶです。

【SPF豚】

SPFは、specific pathogen freeの略称で、あらかじめ指定された病原体を持っていないことを意味しています。厳密な品種・衛生管理のもとで育てており、安心・安全が保障された豚肉です。脂身がさっぱりしていて、きめ細かい肉が特徴で、子どももお年寄りも食べやすく、お肉が苦手な人にもおすすめです。町内には、そんなSPF豚を使用したかつ丼やトンカツを提供する飲食店が軒を連ねます。ふるさと納税でも大人気です。

【いちご】

1月上旬~5月中旬までいちご狩りが楽しめます。シーズンには、国道356号線沿いに直売所ののぼりが立ち、遠方からも大勢の"東庄いちごファン"が訪れます。品種は多数ありますが、代表品種はアイベリー、味わい深くジューシーで、誰もが驚くその大きさが人気で、お土産にも贈答にも喜ばれます。

【こかぶ】

東庄町のこかぶは、県内2位の生産量です。「ホワイトボール」「ニュー小かぶ」のブランドで知られています。東庄町の柔らかな土壌に包まれて育ったこかぶ、スーパーの野菜コーナーで見かけたときはぜひ購入し、ご賞味ください。

●インフォメーション

東庄町のことをもっと知りたい!行ってみたい!と思われた方はぜひホームページ(9月29日にリニューアルしました)やSNSをチェックしてみてください。

●町ホームページ

http://www.town.tohnosho.chiba.jp/

●東庄町観光協会Instagram

@tonosho_tourism

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