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千葉の地域紹介

九十九里浜の温暖な気候と豊かな自然に恵まれたまち


自治研ちば vol.18(2015年10月)より転載

<シリーズ千葉の地域紹介>

…白子町役場 住民課課長補佐 北田 和弘

テニスのまち(白子町) 白子町は東京都心から約70㎞。

九十九里浜の南部に位置し、海水浴シーズンはとくに賑わうほか、テニスなどのスポーツ施設が充実し、年間を通して楽しめるリゾートとして注目されています。

温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、農産物も首都圏に広く出荷されおり、「農業と観光」の元気なまちです。

■テニスと温泉のまち

白子町といえば何といっても「テニスのまち」。

町内には約340面のテニスコートがあり、全国屈指のテニスリゾートとして知られています。年間を通して合宿や数多くの大会が開催されています。

その中でも平成17年、26年には、インターハイのソフトテニス会場として、平成22年には第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」のソフトテニスとホッケーの開催地として全国のプレーヤーや観客を迎え入れました。

白子温泉は、地下1,500mから湧き出る天然温泉で、海のミネラル成分「ヨード」を含み、髪や肌に優しく「美肌の湯」として注目されています。

切り傷、やけど、疲労回復などにも効果があり、スポーツを楽しんだ後にも最適です。一部のホテルでは「日帰り入浴」もできます。

■たのしいイベントが たっくさーん

・白子たまねぎ祭り&たまねぎ狩り

ヘルシー食材白子たまねぎの掘り取り体験が出来ます。

辛みが少なくさわやかな味が特徴の白子のたまねぎ。たまねぎ掘り体験や、オニオンフライなどの試食、たまねぎの直売も行われ、まさに、「たまねぎづくし」のイベントです。

イベント後にも町内各所でたまねぎ狩りが楽しめます。5月の爽やかな時期に血液サラサラ白子たまねぎはいかがでしょう。

・南白亀川(なばきがわ*編注)イカダのぼり大会

南白亀川イカダのぼり大会

川の名称は白子町の地名となった白子神社の白亀・白蛇伝承によるところとされており、古くから町民にとっては母なる川として愛されてきました。

町の中央を雄大に流れるこの川で毎年夏に開催されているのが、手作りイカダで川をのぼるというユニークな大会で、町内だけでなく近隣市町村からも多くのチーム参加があり、一般、女性、小学生、家族の部などの各部門でレースが行われます。

是非、勇壮華麗な手作りイカダが集結する南白亀川イカダのぼり大会をチェックしてみてください。

・白子チューリップ祭り

遊休農地の活用、土に親しむ機会と住民交流の機会の場づくりを目的に始まった白子チューリップ広場づくり事業です。童謡にもあることから、子どもたちにも大人気。オーナー制なので、球根の植え付けなどを体験できるイベントです。色とりどりのチューリップをご家族やお友達とお楽しみください。

・しらこ桜祭り

2月下旬から咲く早咲きの桜を「しらこ桜」と名付け、「しらこ桜祭り」を開催しています。海岸付近の道路沿線には約1,000本の桜が咲き、早い春の訪れをお知らせします。

■やったいよ

「やったいよ」とはこの地方の方言で、「めしあがれ」という意味。

白子流ブイヤベースにはこんな名前がついています。白子流ブイヤベースは、町の特産品のトマト、たまねぎ、青魚のつみれをふんだんに使い濃厚でふくよかな仕上がりです。和風鍋、中華ラーメン、洋風リゾットなど「白子流」のアレンジで趣向をこらした味を提供しています。白子でなければ味わえない一品です。

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