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自治研ちば vol8(2012年6月)より転載
<シリーズ千葉の地域紹介>
…木更津市役所
周年記念の年
木更津市は、昭和17年11月3日に千葉県下で6番目の市としてスタートしました。今年70周年を迎えますが、すっかり様変わりしたまちは、人口13万人を超え現在も増加傾向を示しています。また、今年は内房線・久留里線開業100周年記念でもあり、2月にはSL「C61」が内房線にその雄姿を現しました。今でもディーゼル車両・単線の久留里線は"鉄"マニアを惹きつけています。さらに、開通15周年となるアクアラインでは、ちばアクアラインマラソンが10月21日に開催されます。全国から参加するランナーの皆さんが、アクアラインを渡る潮風と沿道からの声援を心地よく感じてくれたら、最高です。
まちの魅力UP
木更津が誇る観光産業は、なんといっても潮干狩りです。広大な自然干潟に素足で立つと、そこは別世界。さまざまな生き物たちが営む小宇宙。お手軽な海辺のレジャーである潮干狩りや"すだて"遊びは、小さなお子さんも大喜びのはず。釣りと違って"ボウズ"なし。(笑)これからが本格シーズンです。そして金田東地区にグランドオープンしたアウトレットがまちの魅力をUP。アクアラインを利用して大勢のお客さまが足を運びます。東京から50キロ圏内、羽田空港からも高速バスでわずか30分と立地条件に恵まれた同地区には今後も大型商業施設などの開業が予定されています。千葉県の新たな玄関口として注目スポット!赤丸急上昇!千葉・南房総の魅力を発信していきます。
定住促進と企業誘致
高速バスネットワークの充実や安価で良質な住宅地を供給できたことから、県内外から転入される方を数多く迎えています。東京へも近く、そこそこ自然(カワセミが子を育て、ホタルが舞う)が残る住環境は、子育て世代や定年を迎えた世代の皆さんから好評を博しています。
また、市ではかずさアカデミアパークを中心に市域への企業誘致を推進。東京・神奈川・埼玉と精力的に誘致活動を展開しています。雨ニモマケズ・風ニモマケズ、七転び八起きの精神が企業進出へと繋がり、地元雇用の創出、従業員の皆さんの転入とまちに活力をもたらしています。
キャラクターとヒーロー
市民待望のマスコットキャラクターが決まりました。昔からしょうじょう寺の狸ばやしで知られる狸をモチーフにした、とてもかわいらしいヤツです。これからどんどん活躍の場を広げていきますので、皆さんも見かけたら気軽に声をかけてください。また、チビッ子たちに大人気の「鳳神ヤツルギ」(公認:ご当地ヒーロー)に全てを託し、観光プロモーションビデオ「行ってみよう!木更津編」と「住んでみよう!木更津編」を制作(※水越市長特別出演)しました。絶賛!?動画配信中。 ヤツルギ!頼んだよ~
暮らす人が増え、市を訪れる人も増えて、今、木更津に笑顔が増えています。機会があれば木更津へ足をお運びください。そしてあなたの素敵な笑顔をぜひ木更津で見せてください。
※かつて4年連続商業地価下落率日本一を記録したまちの職員として、こんな日が来るとは、うれしくて、ただもう、うれしくて…。