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千葉の地域紹介

豊かな自然と歴史が織り成す、新しいライフスタイル


自治研ちば vol.20(2016年6月)より転載

<シリーズ千葉の地域紹介>

…一宮町役場 まちづくり推進課

■緑と海と太陽の町

東浪見(とらみ)小学校でのプール開きの模様(一宮町)

一宮町は、千葉県の東部でゆるやかに弧を描く九十九里の南部に位置し、東に太平洋の美しい砂浜、西に丘陵台地を控えた、風光明媚で気候温暖な地域です。町の大半を肥沃な田や畑、山林が占めており、四季を通して美しい姿を見せています。緑と海と太陽に恵まれた自然条件により、東京近郊屈指のリゾート地として多くの観光客を集めています。

また、東京駅からJR特急で直通60分、快速電車でも90分という便利さから、首都圏への通勤圏としても発展しています。朝ちょっと早くても、上総一ノ宮駅は通勤快速の始発駅、座ってラクラク、車内での有意義な時間を過ごしながら都内まで通勤することができます。

■パワースポット玉前神社

上総国一之宮として、1200年以上の歴史を持つ玉前神社は、神武天皇の母君・玉依姫命が御祭神として祭られています。玉依姫の由来から、縁結び、子授け、安産、子育ての神様として御利益があるとされています。また、レイライン(御来光の道)の東の出発点であることからも、パワースポットとされ、多くの参拝者が訪れています。 鳥居をくぐり境内へ入ると、静けさのなかに流れる神聖な空気を感じることができるでしょう。開運、良縁祈願に、人と人とのご縁を結んでくれる玉前神社を、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

■サーフタウン一宮

九十九里浜の南端にある一宮町の海は、年間を通して良質な波に恵まれ、国内有数のサーフポイントがあることから、「サーファーの聖地」とも言われ、年間のサーファー来訪者は約60万人になります。近年では、サーフィンの国際大会の開催地としてもにぎわいを見せています。小学校のプール開きでは、地元のプロサーファー指導によるサーフィン体験が特別授業として行われています。

海沿いを走る九十九里ビーチライン(県道30号線)沿いには、サーフショップだけでなく、お洒落なカフェやレストランが並び、まるでハワイに居るかのような街並みです。美容院やネイルサロンなど、女性に嬉しいお店も充実しているので、サーフィンをやらないかたでも、海の近くで自分のお気に入りのお店探しをしてみませんか。

■子育てのしやすいまちづくりを目指して

東浪見(とらみ)こども園 前述したように一宮町は都市部からのアクセスの良さもあり、過疎化・少子化が進む環境の中、一宮町の子供の人口は増加傾向にあります。そこで、この長所を活かし更に若い人たちが移り住み、町を知ってもらうために子育て環境の整備に力を入れています。ここからはその取組の一部をご紹介します。

・保育環境の整備

町の保育施設が抱えている問題を解消するために、町内3施設の公立保育所の定員増加を行い、内2施設を民営化し認定こども園として整備しています。平成28年4月、町内初となるこども園、東浪見こども園が開園しました。地元で長きに渡って保育園を運営している伝統ある法人や、県内外で多岐に渡って保育事業を行っている法人が整備後の施設を運営することで、特色のある保育園やこども園から保護者のニーズに合った施設を選ぶことが出来るようになります。

・みなさんの子育て、応援します!

お子さんの予防接種、つい忘れそうになり、ヒヤリとしたことはありませんか。お子さんの接種予定日をメールでお知らせする、子育て応援サイト「Cあわせこそだて(しあわせこそだて)」を平成28年5月に開設しました。お子様の生年月日など基本情報を入力すれば、予防接種のスケジューリングを自動で行い、予定を通知してくれます。

また、このサイトでは施設検索機能も付いているので、郡内にある小児科や、おむつ替えスペースがある公園など条件を付けて検索すれば該当施設が表示され、そこまでのナビゲーションもしてくれます。 引っ越しされたばかりのパパ・ママのお子様とのお出かけも安心です。自然あふれる一宮町で、安心してお子様との思い出をたくさん作ってください。

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