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千葉の地域紹介

ガーデニング・シティ いちかわ

自治研ちば vol6(2011年10月)より転載

<シリーズ千葉の地域紹介>

…市川市役所

市川市街地のクロマツ

市川市は、人口47万人、56.39k㎡の都市です。

北部では、水と緑の自然的環境や寺社等の歴史的資源が残る中に、戸建の住宅地が広がり、中部では、鉄道駅や商業施設に近接した利便性の高い住宅地が形成され、戸建ての屋根を越えた黒松がこの地域の代表的な景観となっています。

南部では、寺社や懐かしさのある街並みからなる住宅地(旧市街地)と土地区画整理事業により整備された住宅地(新市街地)が形成されています。

これまで、常に市民の目線からの市政運営に務め、「市民発の行政」を目指してきました。平成23年度は、市川市総合計画第二次基本計画の初年度に当たり、今後の10年間、「安心で 快適な 活力のあるまち」を目標に様々な事業を実施していきます。市川市総合計画第二次基本計画の初年度に当たり、今後の10年間、「安心で 快適な 活力のあるまち」を目標に様々な事業を実施していきます。

◇市街地の美観を保ち、彩りと潤いを

そこで、まちの活性化に向けた本年度の代表的な事業を紹介します。 市川市では、市民の皆さんが「住んでいて良かった」と感じ、また、市川市を訪れる人からは「また来てみたい」「将来住んでみたい」と思われるような、まちとしての市川市の魅力を高めるため、本年度より「ガーデニング・シティ いちかわ」が新たにスタートします。

この「ガーデニング・シティ いちかわ」は、行政と市民や事業者の皆さんが協力して、庭先や道路・公園などを花や緑で綺麗に整え、まちに彩りと潤いを添えるとともに、活動を通して参加者の連携を強めることで、快適で魅力ある「健康都市いちかわ」を作り出そうとするものです。

「ガーデニング・シティいちかわ」の取り組みで市街地においても美観が保たれる、人の交流が生まれる、地域の連携も合わせて強化されるなど、まちに活力が生み出され、また犯罪の抑止につながることも期待しています。そして何よりも、太陽の光を浴びて土に触れて草花を育てることは、市民の生きがいづくりや健康づくりに役立つと考えています。

 具体的には、まず、国道14号などの主要な道路を統一感のある植栽で飾ります。特に、市川広小路の交差点付近から新田5丁目付近までの国道14号は市川市の玄関口の一つでありますので、その区間の中央分離帯の植樹帯を整備することで、千葉県の玄関口に相応しい道路としていきます。 また、「ガーデニング・シティいちかわ」の活動を推進するため、「サポーター制度」を創設し、市民や事業者により積極的にガーデニングに取り組んでいただくほか、専門的な知識や技術を生かした協力体制を整えます。

さらに、「ガーデニングコンテスト」を開催することで、活動の発表の場を提供し、取り組みをさらに盛り上げていきます。  次に、市川市が活力ある都市であり続けるためには、地域経済の活性化が必要です。  特に、3月11日に発生した東日本大震災の被災、またそれに伴う各地での自粛等により、各地で経済活動が停滞しております。

◇プレミアム商品券

 そこで市川市においては、地域における消費の拡大や地元商店会の活性化等を図るため、市川商工会議所および市川市商店会連合会等が進めているプレミアム商品券の発行を支援します。商品券の発行額は10%のプレミアム分と併せ、5億5千万円となります。この度のプレミアム商品券の発行が、市民の購買意欲を高め、市川市の地域経済の活性化につながることを期待しています。

◇アイ・リンクタウン展望施設

I-linkタウンいちかわ ザタワーズウエストの45階にある当展望施設は、地上150メートルから360度の大パノラマが楽しめ、市内一円を見渡せる絶好のビューポイントです。  晴れた昼間には江戸川を渡る風を感じながらの眺望を楽しめ、また夜には都心部から千葉方面まで、壮大な夜景を見渡せることから、全国の夜景愛好家から構成される団体より「新日本三大夜景・夜景100選」にも登録されています。

施設内には、眺望を楽しむことができる市民の憩いと交流の場として、展望ロビー(45階)、交流ラウンジ(45階)、アイリンク情報コーナー(45階)及び展望デッキ(屋上)があります。以上のような事業等を中心にして、まちの活性化に向け、市川市の魅力をさらに高めていきます。

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