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千葉の地域紹介

ときめきと みどりあふれる 快活都市

自治研ちば vo41(2023年6月)より転載

<シリーズ千葉の地域紹介>

…白井市総務部秘書課

北総鉄道白井駅の自由通路の写真

白井市は、「しらい」ではなく「しろい」と読みます。名前の由来は諸説ありますが、水のきれいさを現す「白い」から「白井」になったとも言われ、市内にはいくつか水にまつわる言い伝えが残されています。

白井市は、千葉県の北西部に位置し、都心と成田空港からそれぞれ約30㎞圏内にあることから、都心と空港を結ぶ北総鉄道や国道等が整備され、交通の利便性に優れた都市として成長してきました。

千葉ニュータウンの開発事業に伴い、北総台地の豊かな緑に包まれた穏やかな住宅地がひろがる傍ら、全国でも有数の産地として知られている梨に加え、米や野菜などの都市近郊農業も盛んに営まれ、里山などの自然環境を身近に親しむことができます。

市の北部には世界に誇る優秀な技術を持つ企業を有する工業団地、そして本市の特色を生かしたふるさと産品を販売する地域に根差した商業と、東京のベッドタウンとしての住環境を併せ持つ緑豊かなバランスのとれたまちとして、小さいながらきらりと光る都市として発展してきました。

交通アクセスの魅力

成田空港と羽田空港を結ぶ北総鉄道があり、都心へも約45分で直行できます。市を横断する国道464号と市を縦断する国道16号には、大型商業施設が立ち並び買い物にも便利です。北総鉄道「白井駅」から徒歩15分の市役所には印西警察署分庁舎があります。

市役所周辺には、防災機能を備えた白井総合公園のほか、図書館や文化会館、消防署や病院が隣接しており、安心・安全・便利が一カ所に集約されています。

自然に囲まれた豊かな暮らし

白井市は、森林や水辺等の豊かな自然環境に恵まれた街です。春には市内各所の沿道に広がる桜並木が満開になり、いつもの街並みもより一層華やぎます。

神々廻(ししば)市民の森は、夏になると子どもはカブトムシやクワガタ観察をし、大人は自然の中でウォーキングをするなど、幅広い世代に親しまれています。身近にある四季折々の自然が日々の暮らしを彩ります。

白井といえば、味が自慢の「しろいの梨」

イメージキャラクターなし坊の写真 白井市の梨作りは100年以上の歴史があり、収穫量千葉県内トップと全国でも有数の梨の産地です。市内の梨農家が生産する梨は「しろいの梨」として、毎年多くのリピーターに親しまれ、出荷時期には市内の直売所が賑わいます。

「しろいの梨」は、長年の歴史や培われてきた技術に加え、情熱が込められています。梨のイメージキャラクターとして平成7年に誕生した「なし坊」は、白井市の梨をはじめとする特産品や、市のイメージアップのために妹の「かおり」とともにイベントに参加するなど、市民に親しまれています。

安心できる子育て環境

白井市総合公園の写真 地盤が強固といわれている北総台地に広がる閑静な住宅地には、大きな公園がたくさんあり、子どもやペットと伸び伸びと走り回れます。市役所の隣にある白井総合公園では、時折イベントが開催され、いつもの週末も家族連れで賑わい、ピクニックを楽しむ様子が見られます。千葉ニュータウンとして整備された街並みは、歩道と車道が分かれており、子どもと安心して歩けます。

また、共働きの家庭でも幼稚園に通うことができるよう、朝夕の幼稚園開所時間外の保育を行う「幼稚園等送迎ステーション」事業や、妊娠・出産・子育てに関する相談支援を行う「子育て世代包括支援センター」を設置するなど、子育て施策の充実にも取り組んでいます

「おもシロイ」まち

白井には「おもシロイ」がたくさんあります。特産の自然薯をモチーフにした市非公認キャラクター「じねんじゃー」がまちのイベントを盛り上げたり、出身の有名人に芸人が多かったり、そろばん博物館があったり、知れば知るほど面白いまちです。

そんな情報を皆さんにお届けできるように、地域情報サイト「しろいまっち」を官民で協働運営しています。市内のお店やスポット、市民活動などの魅力ある情報を分け隔てなく集約・発信し、地域コミュニティの活性化を図っています。市内にお住まいの人はもちろん、白井市のことをよく知らない人にも、白井市のことがよくわかる情報がたくさん掲載されています。ぜひご覧ください。

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